愛知県美術館の開館20周年を記念して、2012年12月21日(金)から2013年2月11日(月曜日祝日)の期間、愛知県美術館で、グスタフ・クリムト展が開かれています。
当日一般入場券は1,300円で、中学生以下は、無料です。
グスタフ・クリムトは19世紀の終わりから20世紀のはじめに活動していた、画家です。
彼の生涯は、作品に「愛」と「死」をテーマに描かれた絵画です。彫刻師の息子として生まれたクリムトは、弟と美術学校で出会った友人と工房を設立し、装飾の仕事をして認められ、美術館や、劇場の装飾を手がけました。
その傍ら、芸術にも魅力を感じ自由に表現したいと思うことになります。彼が、印象派や象徴主義の作品を見て、彼の衝動に日をつけることになりました。大学の天井画の製作を依頼され、彼は、伝統的なウィーン美術でなく、違う作品を残したのですが、これが批判をあびてしまうんです。
彼の心で捕らえたまっすぐな表現は当時の風習に受け入れられず、非難を浴びながらも、「ウィーン分離派」を結成しました。女性の肖像画家として、女性をより美しく見せる描法で、たくさんの女性を描くことになりました。「
接吻」「抱擁」「ユディットI」「パラス・アテネ」は彼の代表的な作品ですね。
今回の展覧会で見てきたいのが、「人生は戦いなり(黄金の騎士)」。
ぜひ見てきたいと思っている作品です。
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